水俣救済新法が衆院通過参院で来週成立へ ヒアルロン酸
水俣救済新法が衆院通過参院で来週成立へ
2009/07/03 13:18
国の認定基準に満たない水俣病被害者に一時金や療養手当などを支給する水俣病救済特別措置法案が3日、衆院本会議で可決された。来週中に参院でも可決、成立する見通し。1995年以来2度目の政治救済となる今回の法案は、水俣病の症状として代表的な手足の先がしびれる感覚障害のほか、全身性感覚障害や口の周りの触覚・痛覚障害、舌の識別覚障害、求心性視野狭窄を新たな救済対象とした。補償費用を捻出するため、原因企業チッソを補償専門会社(親会社)と事業を継続する子会社に分社。子会社株の配当や売却益などを一時金の原資にする。療養手当や医療費は県が負担する。環境省によると、救済を求めている被害者は熊本、鹿児島両県を中心に約3万人いて、このうち約2万人が一時金支給の対象になるとみられる。法律施行に伴う初年度経費として115億円を見込んでいる。
【共同通信】
