全身麻酔でカテーテル半ば強制的に実施か、山本病院 ヒアルロン酸
全身麻酔でカテーテル半ば強制的に実施か、山本病院
2009/07/04 01:18
奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」の診療報酬詐取事件で、医師で理事長の山本文夫容疑者(51)=詐欺容疑で逮捕=らが心臓カテーテル手術をする際、患者に全身麻酔をかけたケースがあったことが3日、捜査関係者への取材で分かった。専門家によると、心臓カテーテル手術は通常、局所麻酔で実施する。山本病院は心臓カテーテル手術のノルマを掲げていたことが既に判明しており、郡山署捜査本部は半ば強制的に手術していた可能性もあるとみて実態解明を進める。今年1月、手術室で心臓カテーテル検査を受けて出血し死亡した患者について病院の死亡診断書に、病室で体調が悪化して死亡したと記載されていたことも判明。不要な検査や手術を繰り返していたことを隠すため、虚偽の書類を作成した疑いがあるとみられる。捜査関係者によると、山本容疑者と病院の事務職員、ベテラン看護師の3人が手術室に入り、外から入れないようにして全身麻酔で患者を眠らせ、心臓カテーテル手術をしたことがあった。専門家によると、心臓カテーテル検査は、手首や足の付け根からカテーテルを入れて造影剤を投入し、狭心症などの危険性を調べる。その後必要があれば血管の狭くなった部分にステントと呼ばれる網状の筒を入れるなどの心臓カテーテル手術を実施する。カテーテル検査や手術は全身麻酔にすると血圧が下がり、患者にも多くの負担が掛かるという。
【共同通信】
